「ほかの九人はどこにいるのか?」 ルカによる福音書17章17節

求められる謝意

他者にしてもらったことや、他者を通じて得たことに謝意をしめさないことは、大きな罪です。人生、命、配偶者、子供、家族や友人たち、あらゆる機会や仕事、健康や幸福など、すべては与えられたものです。わたしたちの多くは、贈り主のことを忘れ、感謝することはありません。パウロは、創造主からいただいた、これらの贈り物に対する、わたしたちの忘れやすさを戒めています。「いったいあなたの持っているもので、いただかなかったものがあるでしょうか。もしいただいたのなら、なぜいただかなかったような顔をして高ぶるのですか。 」 (コリントの信徒への手紙一 4章7節)わたしたちの誇れることのすべてが、神様から頂いたものであることを宣言する、謙虚な態度が求められています。神様に感謝し賛美することで、わたしたちは神様に近づき、祝福を得られるようになります。賛美の歌の数々を残し、踊りと歌で神様を賛美し続けたダビデは、神様の存在に近づく神秘について、詩編22編3節で歌っています。「あなたは聖であられ、イスラエルの賛美を住まいとしておられます。」 (詩編22編3節) 重い皮膚病を癒された9人に求められ、問われている謝意(ルカによる福音書17章17節)に応答できるよう、つねに何事においても主に感謝する態度を身につけましょう。

 

天のお父様、あなたをつねに賛美し、感謝できる心をお与えください。精霊様とともに、つねにあなたを賛美し続けることができますように!アーメン。

Write a comment

Comments: 0