「しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」 ルカ 5:5

主の助言

夜通し苦労したが、何もとれず、諦めかけていた漁師ペテロは、大工でガリラヤの巡回伝道師であったイエスに助言を求めました。イエスの口から出た言葉は、ペテロの漁師としての経験にも意にも反したものでした。しかし、ペテロがそのとおりにすると、網が破れそうになる程のおびただしい魚がかかりました。エジプトにおける400年に及んだ奴隷制から、イスラエルの民を開放したのも、神様からのモーセへの助言でした。「杖を高く上げ、手を海に向かって差し伸べて、海を二つに分けなさい。そうすれば、イスラエルの民は海の中の乾いた所を通ることができる。」 (出エジプト 14:16) ジェリコの町の城壁が崩れ落ちたのも、預言者ヨシュアが神様の助言に素直に従ったからです。「あなたたち兵士は皆、町の周りを回りなさい。町を一周し、それを六日間続けなさい。 七人の祭司は、それぞれ雄羊の角笛を携えて神の箱を先導しなさい。七日目には、町を七周し、祭司たちは角笛を吹き鳴らしなさい。 彼らが雄羊の角笛を長く吹き鳴らし、その音があなたたちの耳に達したら、民は皆、鬨の声をあげなさい。町の城壁は崩れ落ちるから、民は、それぞれ、その場所から突入しなさい。」 (ヨシュア 6:3-5) わたしたちは、神様を信頼しゆだね、助言を求め、それに素直に従うのであれば、すべてを成し遂げることができます。「心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず、 常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば、主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。」(箴言3:5-6)

 

天のお父様、なにごとにつけても、あなたの助言を求めることができますように。精霊様が、つねにこのことを思い起こさせてくださいますように。アーメン。

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