それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。第一コリント13:13

永遠の愛

賢人や哲学者が書き残した書物はたくさんありますが、それらは、ただ一つの普遍の真実についての教えに集約されます。つまり、愛。この愛について、イエス様は教授し、命令し、そしてご自分の行いを通してご説明なさいました。「新しい命令をあなたがたに与える。あなたがたも互いに愛し合うようにと、私はあなたがたを愛した。同じように、あなたがたは互いに愛し合いなさい」(ヨハネ 13:34)。パウロも、愛は、すべての霊の賜物と徳に勝るものであると、書き残しています。「たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、愛がなければ、わたしに何の益もない」 (第一コリント13:1-3)。愛の実践と保持が永遠のものであり、それゆえにすべてに勝るものであるということ、この驚くべき事実を、今日のみ言葉は証しています。「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である」(第一コリント13:13)。愛を実践し、他者に愛を与えるという行動、そして、それを通じて社会と家族をより良いものへと変えていくというのは、人間が持って生まれた性質です。ですから、わたしたちには、お互いを愛するという義務があります。「だれに対しても、何の借りもあってはいけません。ただし、互いに愛し合うことについては別です。他の人を愛する者は、律法を完全に守っているのです」(ローマ 13:8)。わたしたちの家族と友人たちが、心からの、純粋な、永遠の愛の輝きに満たされますように。

 

わたしたちの愛の源でいらっしゃる、天のお父様。聖霊様が、あなたの愛の泉から飲むことをお支えくださいますように。主イエスのみ名において、アーメン。

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