現代人は、科学と科学知を信じる宿命にあります。神からの啓示の領域は、科学や科学知よりもはるかに優れ、人間の知性では理解することができません。自らの知識の領域を超えた現象を前にすると、人間は、科学者であっても、「なぜ？」という問いに答えることができません。預言者ダニエルの時代に、官僚や魔術師、助言者たちが皆、王の夢を前に無力であった時、ダニエルは、王の夢について神から啓示を受け、将来起きることについて明かされました。それは、ダニエルが全能全知の神を信じていたからです。「ダニエルは言った、『神のみ名は永遠より永遠に至るまでほむべきかな、知恵と権能とは神のものである。神は時と季節とを変じ、王を廃し、王を立て、知者に知恵を与え、賢者に知識を授けられる。神は深妙、秘密の事をあらわし、暗黒にあるものを知り、光をご自身のうちに宿す。』」(ダニエル書2:20-22) 偉大な神の全知の前に、謙虚に歩み出てひざまずき、神妙、秘密のことのあらわしを望みましょう。

天のお父様、あなたを信じる謙虚な人びとに、あなたの秘密を明らかにしてくださりありがとうございます。聖霊様が、わたしたちの福利のために明らかにされる預言を理解し、それらに従うことをお支えくださいますように。主イエスの最も権能なみ名において、アーメン。