友がもたらした癒し
人生には、自分ではもうどうにもならない事態というものがあります。そういう時は他人の援助が必要です。他人に頼むことで、彼らを介してしか得られない必要が満たされるのです。そのような例の一つとして、イエス様がかならず癒してくださると信じた友人たちが、病人を担ぎイエス様のもとへ連れて行ったエピソードがあります。「しかしあまりの人に、群衆をかき分けて中へ入ることもできません。そこで、屋根にのぼり、穴をあけると、そこから病人を寝床のまま、イエスの前へつり降ろしました」(マルコ 2:4)癒しを必要としていた病人を絶対に助けたいという友人たちの思いはそれほどまでに強かったのです。そして、まさに友人たちの努力が実を結び、イエス様の口からの癒しの言葉を頂いたのです。わたしたちも癒しを必要としている人をイエス様のもとへ連れて行き、その人が束縛から解放され癒しを勝ち取ることができるように働きましょう。
天のお父様、わたしの必要を顧みてくださり感謝いたします。精霊様が他の人をあなたのもとに連れてくるための力をわたしにお与えくださいますように。イエス様のもっとも慈悲深いお名前によって、アーメン。