わたしたちは皆、弱いのです。
わたしたちは誰も、「自分が弱点のない完全な人間だ」などと宣言などできません。わたしたちは皆、弱いのです。自分の弱さに気付き、自己嫌悪に陥ること程、苦しいことはありません。神様がわたしたちに下さった良心は、わたしたちをつねに安全な道へ導いてくれます。このことに感謝し、主を讃えましょう。パウロも弱点を持ち、自分の弱さを承知していました。そして、わたしたちに、「弱さにとらわれるな!気にするな!」と助言しています。というのも、わたしたちがもっとも弱いときに、神様の恵みはわたしたちを探し求め、訪れるからです。「そのつど主から返ってくる答えは、こうでした。『いや、治すまい。しかし、わたしはあなたと共にいる。それで十分ではないか。わたしの力は弱い人にこそ、最もよく現れるのだから。』だから今では、私は自分の弱さを喜んで誇ります。自分の力や才能を見せびらかすためではなく、喜んでキリストの証人になりたいからです。」( コリント人への手紙Ⅱ 12:9)神様はわたしたちをあえて弱くお造りになられました。それは、わたしたちへの偉大な愛によるものです。自分の弱さを受け入れ、それを超えて主に使えましょう。主は、わたしたちの弱さの一つひとつに、ご自身の力を添えてくださいます。
天のお父様、わたしが弱く疲れ果てているときに、わたしを訪れて下さり感謝いたします。聖霊様がわたしをなぐさめ、導き出して下さいますように。イエス様のもっとも慈しみ深いお名前において祈ります、アーメン。