わたしたちは成長するにつれ、人から注目され名声を得ることを望みます。そのため、公の場面で脚光を浴び、自分が正しく評価されるために、多くの努力をします。しかし、大衆の上に立つことや人から崇められることが、いつも安全だとは限りません。むしろ、人生の中では、自分の身の安全を守るために、隠れている時期も必要なのです。霊的生活においても同様です。敵はわたしたちが疲れ、弱り果てるのを待っていますから、つねに敵と戦っているべきではありません。後退も、戦略として正しくとても重要です。わたしたちに選択が任せられているのであれば、わたしたちは隠れることを選んだりはしないでしょう。それをご存知の神様は、わたしたちの益のために、敢えてわたしたちを隠され危険からお守りくださいます。それらの危険や困難は、わたしたち自身では気づくことも見ることもできないものです。このことを体験したダビデは、次のように歌っています。「それは、主が、悩みの日に私を隠れ場に隠し、その幕屋のひそかな所に私をかくまい、岩の上に私を上げてくださるからだ」（詩篇27:5）。神様のご計画に従い、わたしたちの益のための隠れるという機会を享受しましょう。そして、力を頂き、戦いに望みましょう。神様はわたしたちと共にいてくださり、万事を益となるようにして下さいます。

天のお父様、わたしが困難に直面するとき、あなたの幕屋に導いてくださり感謝いたします。祝福と成功へと繋がるあなたのご計画とその実行の時期を信じることができるよう、聖霊様がわたしをお支えくださいますように。イエス様のもっとも潤しいお名前において、アーメン。