調和で結ばれ生きること
銀河系にあるすべてのもの、氷河や山脈、大河、谷や草地、空、大洋、そして、人間を含めた地上のすべての生き物は、神様の愛と慈しみの究極の表れで、それを体現しています。三位一体であられる神様は、まさに三者が一つに完全な調和で結ばれています。神様の完全な愛は人間を創造し、至上で崇高な結びつきと交わりに、人間を招き入れ、仲間に加えてくださいました。調和で一つに結ばれている至上の団結は、敵の策略を妨害し脅かします。なぜなら、敵は、愛で一つに結ばれた相手を前に、攻撃を仕掛けることも生き残ることもできないからです。それゆえに、敵は不信感や恐怖、無秩序を生み出すための破壊的工作を企てます。神様の慈しみは、御子をお送りになりました。そして、御子が、人間を再び神のもとへ回復するために自らのいのちを犠牲にし、分断による大きな隔たりを修復されました。イエス様のもっとも悲嘆に満ちた祈りには次の願いが込められていました。「父よ。お願いです。あなたとわたしが一つであるように、彼らも一つの心、一つの思いとなりますように。あなたがわたしのうちにおられ、わたしがあなたのうちにいるのと同じように、彼らもわたしたちのうちにいさせてください。それを見て、あなたがわたしをお遣わしになったことを、世の人々が信じますように。」(ヨハネ 17:21)福音伝道の先駆者であるパウロの言付けと宣言も、主のこの祈りに共鳴しています。「同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。」(ピリピ 2:2)神様がわたしたち一人ひとりや、家族と教会に、この調和の霊をお与えくださり、わたしたちが一つに結ばれますように。調和によって一つとなるとき、わたしたちは悪人の狡猾さに打ち勝ち、世界が愛と喜びと平和の叫びで満たされます。
天のお父様、至上の調和と霊的交わりにより一体となることを、模倣するようにと諭してくださり感謝いたします。聖霊様が、わたしたちを愛のきずなによって団結させてくださいますように。イエス様のもっとも統合させる力をもったお名前において、アーメン。