喜べ、エルサレムの民よ。 あなたがたの神、主を喜べ。 神が送る雨は、赦しの確かなしるしだ。 春に雨が降るように、秋にもまた雨が降る。ヨエル 2:23

季節の雨の賜物

森羅万象を創造された主は、人間と他のすべての生物のために、一つの大切な法則を設けてくださいました。それは、季節の雨の賜物で、豊かな雨が田植え期と収穫の前に与えられるというものです。自分たちの暮らしを保障してくれる雨の提供者である創造主に対し、昔の人びとは感謝の念と、謙虚な気持ち持っていました。そして、干ばつや豪雨は、神と人間の関係の歪みの結果だと考えられていました。現代でもこのように考える人たちもいます。エルサレムの民にとって、季節の雨の約束は、主の赦しと復興の徴(しるし)であり、その預言に他なりませんでした。ヨエル記にある通りです。「喜べ、エルサレムの民よ。 あなたがたの神、主を喜べ。 神が送る雨は、赦しの確かなしるしだ。 春に雨が降るように、秋にもまた雨が降る。」(ヨエル 2:23わたしたちの生活を保障するものは、主の慈しみの恵みです。そこで、主の慈しみの行いを偶然の自然現象などと考えることがあってはなりません。人生のどの季節においても、わたしたちに対する主の加護と慈しみに感謝しましょう。

 

天のお父様、季節の雨は、豊かに自然を潤し、穀物や果物、油といったわたしたちの暮らしの必要を満たしてくれます。この恵みに感謝いたします。聖霊様が、主がわたしに与えてくださる赦しと慈しみに、いつも喜び感謝することができるようお支え下さいます様に。イエス様のもっとも慈悲深いお名前において、アーメン。