けれども、あなたは聖であられ、イスラエルの賛美を住まいとしておられます。詩編 22.3

讃美の犠牲とその秘密

人から良くしてもらったことへのお返しとして、相手に捧げるこころからの感謝の言葉と気持ち程、美しいものはありません。わたしたちは、ご自分の溢れる愛の体現として、わたしたちを創造してくださり、今日まで生かしてくださった創造主へ、最高の賛美を捧げなくてはなりません。羊飼いから王になったダビデは、自分が日々神様から頂くご好意と、主の至上の愛に想いを馳せ、次のように言いました。「主が、ことごとく私に良くしてくださったことについて、私は主に何をお返ししようか。」( 詩編 116.12)この問への答えは、自然と彼の頭に浮かびました。それは、自らの創造主を讃える耐えることのない賛美の犠牲を、お返しとして捧げることです。「私はあなたに感謝のいけにえをささげ、主の御名を呼び求めます。」( 詩編 116.17)ダビデは、別の詩で、イスラエルの民は、主に賛美を捧げることを通じて、主に共にいて頂くことができるとも述べています。「けれども、あなたは聖であられ、イスラエルの賛美を住まいとしておられます。」(詩編 22.3)わたしたちは、生きておられる主が、わたしたちと共にいてくださるように、賛美の犠牲を捧げましょう。

 

天のお父様、賛美の犠牲を住処としてくださり感謝いたします。聖霊様が、あなたを賛美し続けることができるよう、わたしの霊を奮い立たせてくださいますように。イエス様の最も尊敬に価するお名前において、アーメン。