祈りの大切さ
生物にいのちがあることの証しとして、その成長が観察できます。被造物の中でも他の生物より高い地位を与えられている人間は、自分たちに与えられた特性を豊かに生かし成長しなくてはなりません。とりわけ、人間関係における成長は大切でし。それほど大切なものはありません。キリストに従うものとして、わたしたちには、優れた模範となる生き方をしなくてはなりません。イエス様は次のように命令されました。「だれにも見えるように、あなたがたの良い行いを輝かせなさい。そうすれば、人々がそれを見て、天におられるあなたがたの父を、ほめたたえるようになるのです。」(マタイ 5:16)人間の特性には、愛すること、理解すること、善悪の霊を識別すること、知恵、そして聖性(罪のない主の恵みに満ちた状態)が含まれます。これらにおける成長は、神様に導いて頂いてはじめて達成することができます。パウロは、この必要を痛感し、イエス様を信じる人たちのために次のように真摯に祈っています。「私は祈っています。どうか、あなたがたの愛が、もっともっと満ちあふれますように。同時に、霊的な知識と洞察力も、さらに深められますように。 それは、あなたがたに、善悪をはっきり見分ける力が備わり、主が来られる日まで、だれからも非難されることなく、心がきよく保たれるよう願うからです。」(ピリピ1:9-10)これらを達成するためには、人間の力のみでは不可能で、祈りが必要です。そこで、わたしたちもパウロのように、愛する人たちや周りの人びとのために祈り、この世に光を広げましょう。
天のお父様、わたしが、愛と理解と知恵と善悪の識別、そして聖性を切望することができるように導いて下さり感謝いたします。聖霊様が、わたしが、自分や他にも成長を必要としている人が、真に成長できるように祈ることを思い起こさせてくださいますように。イエス様のもっとも希望に満ちたお名前において、アーメン。