しがらみを捨て去りなさい
勝利を狙うマラソンのランナーたちは、軽くて簡単な運動着を選んで着ています。同様に、信仰の人は、信仰のレースを走り抜くために、何事にも気を取られないよう重荷を捨てて走るべきです。ヘブライ人への手紙の著者は、重荷となり、走者として走り抜く際に邪魔となるすべてのものを捨て去るようにと説いています。「こういうわけで、わたしたちもまた、このようにおびただしい証人の群れに囲まれている以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか。」(へブル12:1)わたしたちが罪を犯す時、わたしたちの精神は重荷によって押しつぶされてしまいます。「罪は洪水のように頭上を越えました。もう、自分では負いきれない重荷です。」(詩篇 38:4)と、詩編の作曲者の体験談にある通りです。罪悪感と違和感の重荷で精神を圧迫するいかなるかたちの罪もかなぐり捨て、最終ゴールから目を離さないようにしましょう。
天のお父様、わたしを圧倒する罪の重荷について思い起こさせてくださり感謝いたします。聖霊様が、わたしを煩らわすものを、すべてを捨てる勇気をお与えくださいますように。イエス様の神秘に満ちたお名前において、アーメン。