見逃すことを覚えなさい
神様からの愛と恵みに満たされている人でも、こころの平安が保障されているわけではありません。ヨセフは、兄たちを傷つけようとは考えもしませんでした。しかし、父からの過剰な愛と晴れ着の贈り物によって、彼は兄たちから嫉妬され嫌われる弟となりました。「イスラエルは、ヨセフが年寄り子であったので、どの息子よりもかわいがり、彼には裾の長い晴れ着を作ってやった。兄たちは、父がどの兄弟よりもヨセフをかわいがるのを見て、ヨセフを憎み、穏やかに話すこともできなかった。」(創世記37:3-4)わたしたちは、自分に与えられている特別な地位と使命があるから故に、想像もできない程やっかいな事態に巻き込まれることがあります。そんな時、ヨセフに倣い、負の力の影響を無視し、見逃すことを選ばなくてはなりません。嫌悪の矢が自分に飛んでくるとき、天のお父様からの特別な愛と至高の贈り物を思い起こし、祝福されているその喜びを身に感じ、微笑みましょう。やっかいで否定的な力に煩わされることなく、それらを越えた事象に視点を定めるのです。そして、わたしたちが与えられている祝福を享受することを妨げる負の力を無視し、神様を讃美しましょう。
天のお父様、わたしにお与えくださる至高の溢れる愛に感謝いたします。聖霊様が、わたしが平安でいられるように、そして頂いた賜物に視点を定め、どんな状況にあっても絶えることなくあなたを讃美し続けることができる習慣を、わたしの中に築いて下さいますように。イエス様の愛に溢れるお名前において、アーメン。