多くの人が忙しく働きまわる中、余暇の特権が与えられている人もいます。そのような人は、人生でもっとも貴重なモノである時間を賢く使わなくてはなりません。不必要なことに時間を費やすことは罪の一つです。というのも、他の人びとが、大切な家族や友人、地域社会のために確保しようと苦労している時間を無駄使いすることになるからです。また、わたしたちが持て余す時間こそ、敵にとっては、成功への歩みからわたしたちを引きずり落とすための絶好の機会です。そこで、パウロは、彼の神の国の仕事の成功を保障した時間の有効な使い方を明かしています。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことに感謝しなさい。それこそ神がキリスト・イエスにあってあなた方にお求めのことです。」（1 テサロニケ 5:16-18）神様の軍隊で働くとき、敵が用いる戦略の一つは、たわいがないことに時間を費やさせることで時間を奪うことです。詩編の作者は、わたしたちが霊的健康の維持と成長のために心かげるべきことについて歌っています。「いかに幸いなことか。神に逆らう者の計らいに従って歩まず、罪ある者の道にとどまらず、傲慢な者と共に座らず、主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ人。」（詩編 1:1-2）わたしたちは、神様がふんだんに与えてくださる時間と人生を大切に守り、時間という賜物を有効活用しましょう。

天のお父様、貴重な時間をふんだんにお与えくださり感謝いたします。聖霊様が、わたしが賜った時間を賢く使うことができるよう導いてくださいますように。イエス様のもっとも偉大なお名前において、アーメン。