偽善者たちよ! これほど上手に空模様を見分けられるのに、目前に迫る危機については少しの注意もはらおうとしないのですか。ルカ 12:56

皆、解釈は様々です

ニュースキャスターは、人を興奮させるようなニュースや天気の報道を絶え間なく続けます。こういった報道につねに身をさらしていると、人は次第にニュースキャスターのように、予報の専門家になります。上手な予報士になることは悪いことではありませんが、もっと自分自身の人間性について自覚するようにと、神様から忠告が与えられています。自分の身に迫るものは何なのか。主からの恵みなのか非難なのか。このことの見分けが何よりも大切な事だからです。「群衆にもこう語られました。『あなたがたは天気を予測するのがとても上手です。西の空に雲がわき上がれば、「にわか雨が来る」と言い、まさにそのとおりになります。 また南風が吹けば、「ひどく暑い日になるぞ」と言い、それもまた予測どおりになるのです。偽善者たちよ!これほど上手に空模様を見分けられるのに、目前に迫る危機については少しの注意もはらおうとしないのですか。』」(ルカ 12:54-56)真の良心の、明確で完全な忠告を都合よく無視し、空の天気の些細な兆候を分析することは容易なことです。そうであるからこそ、わたしたちは、毎日、自分に忠告、助言、警告、命令、愛、といった様々な形や方法で届くメッセージを逃さず聞き入れることができるよう、謙虚で慎ましくありましょう。

 

天のお父様、わたしに直接に迫ってくる、注意や忠告に注意を払うようにと命じてくださり感謝いたします。聖霊様が、わたしに助言と忠告を与え、正しい道へと導いてくれる、真の良心のはっきりとしたささやきに耳を傾けることができる恵みを、お与えくださいますように。イエス様のもっとも美しい御名前において、アーメン。